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未経験で広報立ち上げ。どんな時だって150%が当たり前な関矢さんのルーツとは(連載企画オフィスハッカーを探せ!)
インタビューを続けていて、何事にも全力な関矢さんの姿に感銘を受けました。
今回は、そんな関矢さんのルーツについて深堀していきたいと思います。
株式会社エムステージ 広報 関矢瑞季氏

株式会社エムステージ 広報 関矢瑞季 2009年慶應義塾大学を卒業後、子供服会社・出版社を経て2017年6月に株式会社エムステージへ入社。広報部門の立ち上げを行い、同社のブランディングのため社内外の広報活動に従事。医師の働き方から日本の医療問題、そして企業での健康的な働き方まで情報発信を行っている。医療経営士2級。
学生時代、アルバイト先の企業文化に感動し人事の道へ

関矢さんは、いつ頃エムステージさんにご入社されたんですか?

エムステージには2017年の6月に入社しています。

それまでは、何をされていらっしゃったんですか?

新卒で入った会社は、子供服の会社で、そこでは人事採用と生産管理の仕事をしておりました。
新卒で就職活動をしているときは人事関係の仕事がしたくて、自分が文化に共感できる会社で、採用か社員研修のどちらかに携わりたいと考えていたんですが、その会社人事担当の皆さんがすごく魅力的だったんです。
採用説明会で世界観を作るのがとても上手な組織でした!

世界観ですか?

そうなんです!子供服の業界で、説明会に来る学生は女性が多かったんですけど、例えるのであれば、ディズニーランドに近いような夢にあふれた世界観だったんです。
私は、その世界観に感化されたというよりは、その世界観を作る採用を一緒にチャレンジしたいという気持ちがあって、その会社に入社を決めました。

そうだったんですね。なんで人事をやりたかったんですか?

そこで、皆が同じ方向を向く企業文化に触れて、とても興味があって、自分が入社する会社でも、文化づくりやその維持に貢献をしていきたいなと思いました。

また、アルバイト先をスタバに決めたのもきっかけがあって、高校生の時に受験勉強を兼ねて友達とそのお店(スターバックスコーヒー)に通っていたんですが、たまたま、近所の図書館に行った時に女の人から声を掛けられて、それがスタバの店員さんだったんですね。
「いつも勉強してくれているよね!もうすぐ受験頑張ってね!」って言ってもらって、それですごい頑張る気持ちになれました。
仕事ではないときになのに、お客さんのことを覚えていて、声をかけてくれているのって、企業の文化が身についているからできることじゃないですか。
そのころから興味を持ち始めていたのかもしれません。
出版社での営業活動から、次のステップとして広報へ

二社目では何をされていたんですか?

二社目は、出版社です。転職理由は不純な動機なんですが、私出身が神奈川県で、当時勤めていたのが大阪たっだので、関東に帰りたいという気持ちから転職しました。

出版社だと、雑誌の編集ですか?

なので結構フロントよりの仕事なんです。
トータル5年間勤めていたんですが、営業以外にも本を売るためのプロモーション部隊の立ち上げとマネジメントもやっていました。
それで、今に至る感じです。
出版社の時にやってきたことが影響していて、その時培われた営業力と企画力と、元々好きだった文章を読み書きする事を掛け合わせたときに、自分は営業以外のステップに進めないかなと悩んでいた時期があって、出会ったのが広報と言う仕事でした。

広報に行きつくまでのルーツがすこし自分と似ていて共感します。笑 私も、広報の前は6年間広告の営業をやっていました!

元々エムステージの代表とは面識があったのですが、当時広報部門が存在しなくて、広報を立ち上げから担ってくれないかという話があって「未経験でよければ頑張ります!」ということで入社しました。
広報未経験で広報立ち上げ


私も広報未経験でオルトプラスに入社をしていて、元々は先輩広報の方がいらっしゃったんですけど、退職されてしまって、今はひとりで手探り状態なのですが、自分ひとりだと何をどうしたらよいか分からないことが多々あって、関矢さんはどのように乗り越えられたんですか?

幸いなことに、会社の文化が主体的に勉強することを推進している会社で、セミナーに有料無料に関わらず参加をして、勉強会にも顔を出して、社外からの情報収集が多かったですね。
そこに予算を掛けさせてもらえたというのは、会社のおかげです。

なるほど。
広報って仕事の幅が広い分様々なセミナーがあると思うのですが、どんなセミナーに参加されていましたか?

でも、主にプレスリリースの書き方的な基本的なセミナーに参加していましたが、そこに頼り切るのではなく、得た情報を踏まえて自分では何ができるかなと言う事を大切にしました。
最初の頃は、毎日図書館にいって新聞とか雑誌とかをパラパラと読んで、これまで全然ニュースとか興味なかったんですけど、今社会で何が起きているのかというのをキャッチする習慣を作りました。
例えば、うちの会社に関係があることと言えば医療関係や働き方についてのニュースを収集すること。
それに合わせて、今あるニュースと自社の情報を掛け合わせて企画にしていくことですね。
あとは、会社に帰ったらWEBで日経とかをチェックして、著名記事ってあるじゃないですか?
名前が載っている記事の担当者に直接電話して、営業活動も行っていました。
結構、泥臭い営業活動からコツコツ始めました。
今は、だいぶ広報の横のつながりも増えてきたので、(記者さんを)紹介しあったりするんですけど、初めは全くつながりもなかったので、とにかく営業してました。
嫌だったけど。笑

なるほど、でも実際そうですよね。
ただ、テレアポすることに対しての免疫が付いているのは営業やっててよかったなって思います。笑

情報収集のコツ。アウトプットするから頭に入る。

でも、メディアや新聞のチェックってきりがないというか、全部は読めないじゃないですか?私も日々チェックしているのですが、何を優先度上げてチェックしたらいいかわからなくて。
効率的に情報収集するコツとかありますか?


え!!新聞って全部(1ページ目から最後まで)読むんですか??


そういうルーチンがあるんですね!
すごい、他の広報さんの日課の話を聞くの面白いです!
私自身、まだ広報担当歴がとても浅いのですが、そろそろ本格的にメディアアタックをスタートさせようというフェーズに来ていて、メディアのチェックも頑張っているんですけど、情報の量が膨大で、なかなか頭に入らない…
というか自分のやり方が非効率なきがしていて、何かアドバイスありますか?

私はのやり方としては、まず会社に関係のありそうな内容は頭に入れておかないといけないのでさらっと読みます。次に会社のターゲット・取引先に関係がありそうな内容はさらにチェックをしていて、さらにその中でも重要と感じる内容に関しては企業公式Twitterでシェアをしています。
そして、シェアをするときに自分なりの意見や一言コメントを付けているんです。それを書かないといけないと思うと、すっと頭に入りますし、Twitterのツイート数を増やすことにもなるし、一石二鳥です!
150%は当たり前な自分が当たり前


今までの話をお伺いしている中で、いつの時代も仕事をとっても頑張っている気がしていて、そのモチベーションはどこから来るんですか?

プライベートとのバランスももちろん重要視していて、その切り替えをする為にも、期待されている役割を全うしようと思っています。
今、広報担当は私しかいないので、仕事の成果も失敗も全部自分の責任になりますし。
決して一日中バリバリ働いているわけではないんです。
あと、あまり良くないことかもしれないのですが、私人から褒められるのが活力になるんです。
数字を追うとかそれよりも、何か一つの仕事に対して褒められたりする方が活力になります。

でも、シンプルというか、承認欲求は誰にでもありますよね。
仕事以外の時間は何をされているんですか?

自分にやりたいことがあって、一生懸命頑張れるタイプがあるとしたら、私は責任を与えられたものに対して頑張れるタイプで、前の会社(出版社の営業の時代)の時もトップ営業とかを取っていたんですけど、自分が責任を与えられたことに対して全力投球するのは当たり前だと思っています。
営業の時にマネジメントをやっていたことがあったんですけど、自分がプレイヤーでやっていた時は、150%の力でやり抜くのが当たり前だと思っていたんですね。
でも、そうでない人も中にはいて、そういった人を指導をしながら、みんなが自分と同じではない事に気が付きました。
その時は、どうしたらその人たち(他のメンバー)が数字をあげられるかを一生懸命考えていたのですが、なかなか答えが見つからなくって、かなり苦労をした時期でもありましたね…
150%が当たり前なのが良いことなのかも分からないですが、当たり前にやっている自分が当たり前って感じですね。

関矢さん今回はありがとうございました!非常に為になるお話が聞けて嬉しかったです。
おまけ
上記でもご紹介させて頂きましたが、文章が大好きな関矢さん。
そんな関矢さんに広報担当にお勧めの本を伺いました。
本日は、お日柄もよく 著:原田 マハ
コスメティック 著:林 真理子
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